鉄道技術展と東急車輛製造の件
鉄道技術展に行って来ました。
■基調講演を拝聴。簡単にまとめます。
JR東日本代表取締役副会長さんです。鉄道の現状と未来というテーマ。
世界各国で国鉄改革の動きがほぼ同時に起きた。その理由は経営の不透明性、赤字の放置、労使関係の悪化などであった。
1987年に日本が国鉄改革を起こすと、期せずしてヨーロッパでも国鉄改革の動きが始まる。日本は上下一体の分割民営化。ヨーロッパは飛行機やハイウェイを手本とした上下分離を選んだ。つまり、施設は国または自治体が保有し、飛行機、バス、列車は民間企業が担うという形。
1988年にスウェーデンが新交通法を施行。これが改革のスタート。線路施設は鉄道線路庁が保有し、旅客列車は政府100%株保有のエスイーが中心で、地方は民間が担う。このスウェーデンモデルが評価され、EUは上下分離、オープンアクセスが基本理念となった。ただし、現在、当のスウェーデンの鉄道関係者は、この方式には綻びも多いという。
■基調講演を拝聴。簡単にまとめます。
JR東日本代表取締役副会長さんです。鉄道の現状と未来というテーマ。
世界各国で国鉄改革の動きがほぼ同時に起きた。その理由は経営の不透明性、赤字の放置、労使関係の悪化などであった。
1987年に日本が国鉄改革を起こすと、期せずしてヨーロッパでも国鉄改革の動きが始まる。日本は上下一体の分割民営化。ヨーロッパは飛行機やハイウェイを手本とした上下分離を選んだ。つまり、施設は国または自治体が保有し、飛行機、バス、列車は民間企業が担うという形。
1988年にスウェーデンが新交通法を施行。これが改革のスタート。線路施設は鉄道線路庁が保有し、旅客列車は政府100%株保有のエスイーが中心で、地方は民間が担う。このスウェーデンモデルが評価され、EUは上下分離、オープンアクセスが基本理念となった。ただし、現在、当のスウェーデンの鉄道関係者は、この方式には綻びも多いという。