[コラム]地下鉄の踏切を見に行く
車窓は都会よりも郊外の方が楽しいです。でも、大都会は鉄道がいっぱいあるだけに、鉄道おもしろスポットもいっぱいあるわけです。今回は珍しい“地下鉄の踏切”をご紹介しましょう。観光地でも見学設備でもないので、職員さんの邪魔をしないように気をつけましょう。
場所は東京。JR上野駅から徒歩数分。
JR上野駅を降りたら、階段を上がってぐるっと歩いて入谷口を出ます。
正面の観光案内図で場所をチェック!
ちゃんと描いてあります。観光地じゃないけど。
行ってみましょう。
場所は東京。JR上野駅から徒歩数分。
JR上野駅を降りたら、階段を上がってぐるっと歩いて入谷口を出ます。
正面の観光案内図で場所をチェック!
ちゃんと描いてあります。観光地じゃないけど。
行ってみましょう。
地図に従って歩くと上野のバイクショップ街です。二輪ファンには有名なエリア。道は昭和通りに突き当たります。ほら、フェンス越しに見えるよ!
あれは地下鉄銀座線。
横断歩道があります。近くへ行きましょう。
車庫の出口ですね。出庫する電車が待機中です。線路側にも遮断機があります。
反対側はこんな感じ。
この遮断機は、人や犬や猫が線路に入らないようにという配慮です。銀座線は第三軌条式といって、線路の脇のもうひとつのレールに電流を流します。電車はそこから電気を取り入れるんですね。つまり地面に高圧電流が流れてる。入ったら感電しちゃいます。
遮断器の奥を覗いてみましょう。
地下鉄の入り口ですね。このレールは地下鉄の上野駅に続いています。電ライナーが出てきたらカッコイイかも?
おっ、踏切が鳴り始めた!
線路側の遮断機が上がります。
秘密基地っぽくてかっこいい。
電車が出て来たぞ。
ゆっくりと通過します。確かに地下鉄銀座線だ。
車庫を覗いてみた。
まだまだいっぱいいますね。時刻は朝の7時頃です。
というわけで、珍しい地下鉄の踏切でした。
実は、こんなネタ満載の本を書きました。
ゴメン、実はこのコラムは宣伝でした。
『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』 7/20発売!
鉄道雑学に関する書籍は1年ほど出ておらず、文庫版の鉄道雑学本としては約2年ぶりの出版です。新幹線N700系、日本一長い駅名の更新、いわゆる鉄道忌避伝説を否定するなど、最新の情報を多数盛り込みました。
よかったら本屋さんで買ってくださいね。
ネット通販だと送料の方が高いです(笑)。
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