11月18日の鳥取県議会企画土木常任委員会で飛び出した情報だそうです。共同運行するJR3社(西日本・東日本・東海)で検討を進め、結果は12月中に公表する方針。JR側のコメントとしては、乗客がピーク時の1/3で採算が悪化。車両の老朽化。ライフスタイルの変化でレジャー客中心になった……だそうです。これは、所用客が減り季節変動が見えるので定期列車の必要はないという意味でしょうね。
サンライズ出雲には触れられていませんが、これはほとんど鳥取県を通らず、山陽本線から播但線経由なんですね。こちらは残りそうです。客車の出雲は餘部鉄橋を通ります。鳥取県は「せっかく費用を負担して餘部鉄橋を架け替えるのだから残してほしい」と言っています。「採算が悪いと言うだけで逆行する動きはどうか」といいますが、採算が悪いというのは常識的には最大要因です。交渉とは、たとえば、県側が車両新造費を負担するから存続してくれ、というようなやりとりだと思いますが。
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日本海新聞]