東京都大田区が検討している蒲蒲線について、東急電鉄が投資家向け説明会で検討中だと紹介したようです。蒲蒲線はJR蒲田駅と約800m離れた京急蒲田駅を結び、さらに羽田空港へ接続する路線です。答申18号で整備が推奨されました。東急は『新空港線』として紹介しています。
朝日新聞 東急電鉄(投資家向け説明資料)
東急の資料は全体で56ページ、そのうち新空港線は10ページ目の隅っこに触れているだけです。朝日新聞の記事ではかなり突っ込んだ話になっているように読めますが、実際はちらっと触れた程度ではないかと。
また、朝日新聞ではフリーゲージトレインに触れていますが、これも本当に東急が言及したんでしょうか。蒲蒲線については、大田区が整備し、東急と京急が運営する上下分離式。しかも、京急に配慮して、大鳥居から蒲田駅地下までは京急、蒲田駅から矢口渡付近までは東急の地下別線という案でまとまりつつあったはずなんですが。
BusinessMedia誠 近距離交通特集
いずれにしても、東急が視野に入れているということは、多摩川線改良の心づもりがあると見てよさそうです。京急側の飯能を知りたいところです。