俺言魂(おれごんだましい):平田孝 スポーツ教育者

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相撲界も武者修行の時代!モンゴル場所への薦め!

3月28日、三横綱が靖国神社で奉納土俵入り。
7500人の観衆で賑わったそうだ。
モンゴル出身ばかりの土俵入り!
これを機に、まだまだ外国出身の三役力士が増えることでしょう。
今のままでは、幕内力士が外国出身者ばかりになるのでは……。
それでも日本の国技で天皇杯とは?

日本の相撲はこの際モンゴルで武者修業を実施すべきだ。
かつて私はレスリング武者修行でアジア諸国を漫遊した。
モンゴル近くの国々も訪れた記憶がある。
大平原地に立ち、深呼吸するたびに、英気が湧いた。
彼の地は体力、気力、精神修養には最適地であった。
つまり、格闘競技、相撲にも最適地である。

何の世界にも、他国を学び知る武者修行は大切である。
日本力士よ頑張れ!目覚めよ親方!

タイトルなしタイトルなし / muratama


私のレスリング世界武者修行

1957年の米国武者修行を終えて、私が得たものは測り知れない。

その主なものは
●如何なる時でも戦う自信!
●いつでもどこでも体力つくり! 
 長距離バスで学ぶ立って半畳! スカット(連続膝屈伸運動) トイレの便学!
●金は、汗して稼ぐこと!
 これは地方興行の投げ銭拾いで学んだ。
●米国選手に勝ったこと
 当時世界一の文明国で、米国選手相手に勝った。全米選手権、西部選手権,東部選手権獲得。これは大きな自信につながった。
●世界一の国と世界一の街ニューヨークを知ったこと。
 この後はどこの国を見ても驚かなくなった!

その他、生涯における、貴重な体験の数々は、測り知れないほどだった。
57年が過ぎた現在でも、私の生き方の根幹のひとつになっている。
米国での経験は、ローマ五輪へ向けた前進の力になった。
帰国後の日本選手権では、1957年度フリースタイル、グレコローマンスタイルの2種目に勝利。そして、1958年、1959年のアジア・ヨーロツパへの武者修行へ続いていく。

武者修行とは、日本の武士が諸国を巡り、武術の修行、鍛錬をしたことをいう。
レスリング協会の八田一朗会長は常々「日本が世界に伍してゆくには、まず米国を学ぶことだ!」と語っていた。「日本レスリングまた然り」として、日本レスリング米国武者修行を始めた。それが1957年の日本大学選抜のレスリング米国武者修行。2ヶ月間にわたる「全米一周・1万数千キロ」の荒行だった。日本スポーツ界初の快挙だったそうだ。
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