ロンドンオリンピツク
【ロンドンオリンピツクでビックリしたこと】
■その1
両足義足のブレード・ランナーの出現。
南アフリカの陸上選手で、予選を勝ち抜き、決勝進出したのだから、本人の努力を賞賛したい、実にリッパだった。
ただし 今後、義手義足其の他さまざまな選手が許され出場するようになると問題が生じるであろう。なぜなら、人の体はどこまで交換していいか、という話になるからだ。一部内臓機能交換なども合わせ「CYBORG選手の出現」とはならないだろうか?
■その2
ヘソ出し選手が目立った。主に女子選手で、わざと出している様で気になった。選手の衣装に露出に関する規定はないのだろうか?
■その3
入れ墨選手がやけに目立った。国によってはわざわざ入れている選手もいるというから、規制は不可能。大阪市長の意見が聞きたい!
■その4
閉会式の長いこと。3時間を超えて英国の「大芸能人絵巻」が繰り広げられた。本筋であろう閉会の辞と次回開催のブラジルに五輪旗が渡される時間は10分足らず。さすが歴史と伝統を誇る元大英帝国だ。これが今大会で一番「ビックリ」したことだ。
【次はブラジルを目指す ダイアモンドリーグ世界陸上】
ロンドンオリンピックが終わった思ったら、24日からはスイスのローザンヌで世界陸上がはじまった。国際陸上公認のダイアモンドリーグ戦だ。勝者にはダイヤモンド入りトロフィーと賞金が与えられる。
ジャマイカのヨハン・ブレークが100mで9秒69。米国の女子カーメリタ・ジータの10秒89をはじめとして、各種競技に高記録が期待されている。
この大会には、国別の出場人数制限がなく、世界レベルの選手は、全て出場できるので、ジャマイカや米国のように、100mを10秒台で走る選手の多い国にとっても、世界の関心も深い。フイールド競技、投てきなどにも、数々の記録が期待されている。彼らの切磋琢磨が未来の記録につながっていく。すでに世界スポーツ界は、2016年のブラジル五輪に向かって始動している。
【日本選手団に思う がんばれ 男子選手諸君!】
第30回ロンドン五輪の日本選手はみなよくやった。「銀」「銅」が多いということ
は、「次は金」ということだろう。残念ながら今回は底力が足りなかった。勝負の最後は「心」「技」「体」の底力で決まる。
3金獲得の女子のレスリングをはじめ 米国に敗れたなでしこの惜敗。体格のハンデーを克服してのプレーは「あっぱれ」だった。
こちらのTV中継は米国選手の活躍が主体なので、日本選手の活躍をすべてみたわけではないが、特に男子格闘技は外国勢に、日本のお株を奪われてしまった感があった。
今大会は女子の活躍が目立った。だから男はだめだとは思はないが、見習うところは大いにある。がんばれ男子選手諸君!
かつて、外国勢が日本で修行したように、こんどは日本選手が彼等の胸を貸してもらう番だ。
【世界武者修行のすすめ】
それは日本スポーツ界が、世界の現況を熟知し、次のステツプに挑戦することだ。決して「一朝一夕」に解決できない。選手は世界の強国に弟子入りし「武者修業」を積むことが大切だ。
選ばれた者、という態度で、上げ膳据え膳の、観光旅行か大名旅行のような「行きました」「見てきました」「知ってます」の海外遠征は無駄銭だ。修行ではない。
大げさなようだが、格闘技の「力」は、その国の国力の源でもある。
男の格闘技の再興を期待したい。
敗軍の将兵を語らず いい訳無用
選手には修行が大切だ。