世界に誇れる日本人の美徳
東日本大震災で流された個人の金庫たちが、2011年8月18日に、それぞれの持ち主に返還された。総額23億7000万円のうち23億円が持ち主に戻ったという。
これは日本人の誇る、世界にも例のないびっくり美談だと思う。
日本でも犯罪は日常茶飯事。枚挙に暇がないというのに、これほどの大金が全額被災者に返還される、信じがたい真実である。
世界の災害では、奪略暴動と犯罪があたりまえだ。
2005年の米国ニューオリンズ災害では暴動が起こり、強奪略奪騒動で町は大パニックだった。世界では災害の度に暴動、奪略、と悲劇にみまわれるのが常だ。しかし日本では、敗戦時も、津波の直後も略奪暴動などは皆無だった。世界のメディアはこのことに驚き報道した。彼らにすれば、略奪の起きないのが不思議だった。
日本人の道徳心は、武士道精神に由来する。
日本の武士道精神とは西洋では紳士道にあたる。
「日本人のように振舞え」
"親日家 テキサスおやじ"こと、元米軍大佐トニー マラーノさんのことばだ。
彼は、連日テキサスから美しい日本人の心をネツトで世界に発信している。
私は日本で生まれて日本に育った。戦前、戦中、戦後を日本で体験し、多くの日本人と接してきた。世の中には役立たずで、害を及ぼすような人間がかなりいることも確かだ。しかし、私の接してきた多くの日本人は、だらだらしたり、ひ弱だったりではなかった。
パウエルさんが言うように"だらだらしてひ弱"だったら、日本は2700年も続いてはいない。日本人は一見ひ弱に見えるが、決してひ弱ではないのだ。日本人は世界でも稀な、忍耐そして努力、したたかに生きる民族であることを、長い歴史が物語っている。
これは日本人の誇る、世界にも例のないびっくり美談だと思う。
日本でも犯罪は日常茶飯事。枚挙に暇がないというのに、これほどの大金が全額被災者に返還される、信じがたい真実である。
世界の災害では、奪略暴動と犯罪があたりまえだ。
2005年の米国ニューオリンズ災害では暴動が起こり、強奪略奪騒動で町は大パニックだった。世界では災害の度に暴動、奪略、と悲劇にみまわれるのが常だ。しかし日本では、敗戦時も、津波の直後も略奪暴動などは皆無だった。世界のメディアはこのことに驚き報道した。彼らにすれば、略奪の起きないのが不思議だった。
日本人の道徳心は、武士道精神に由来する。
日本の武士道精神とは西洋では紳士道にあたる。
「日本人のように振舞え」
"親日家 テキサスおやじ"こと、元米軍大佐トニー マラーノさんのことばだ。
彼は、連日テキサスから美しい日本人の心をネツトで世界に発信している。
私は日本で生まれて日本に育った。戦前、戦中、戦後を日本で体験し、多くの日本人と接してきた。世の中には役立たずで、害を及ぼすような人間がかなりいることも確かだ。しかし、私の接してきた多くの日本人は、だらだらしたり、ひ弱だったりではなかった。
パウエルさんが言うように"だらだらしてひ弱"だったら、日本は2700年も続いてはいない。日本人は一見ひ弱に見えるが、決してひ弱ではないのだ。日本人は世界でも稀な、忍耐そして努力、したたかに生きる民族であることを、長い歴史が物語っている。
(画像出典:写真素材 足成)
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