伊賀鉄道伊賀線、4月から第三種部分が伊賀市に
国土交通省は伊賀鉄道伊賀線の鉄道事業再構築実施計画を認定しました。伊賀鉄道は上下分離しており、現在は第三種事業が近畿日本鉄道、第二種事業が伊賀鉄道です。4月からは第三種事業が伊賀市になります。近畿日本鉄道は施設と車両を伊賀市に無償譲渡、土地を無償貸与します。
報道発表資料:伊賀鉄道伊賀線の鉄道事業再構築実施計画の認定について - 国土交通省
当面は安泰ですかねぇ。負担が大きいと廃止を公約にする市長候補が当選しない限り。
報道発表資料:伊賀鉄道伊賀線の鉄道事業再構築実施計画の認定について - 国土交通省
当面は安泰ですかねぇ。負担が大きいと廃止を公約にする市長候補が当選しない限り。
COMMENTS
三木鉄道が廃止になって、今度は「神鉄粟生線廃止」を公約にしないかと、心配しています。
市民のうち限られた一部の人しか利用しませんから、こういうのを公約にするのは、どうかと・・・
本巣市長選挙でも樽見鉄道の事があるから、大抵新聞に「存続を掲げた候補」って文字があったりします。
土地だけ近鉄が所有したままにする=『簿価が低い』からと『将来を見越して』なのでしょう。
車両や施設は腐る(=ボロくなる)けど、土地は腐らない(=ボロくならない)ので。
法人から地方公共団体への無償譲渡なんで、『実質寄付』扱いだから、全額損金扱いにできるんでしょうが、細長い土地も纏まればそれなりの価値なのでしょう。
上場企業ですから、それをタダというのは・・・。
もしここが廃止になった場合、殆どが二束三文の土地なのでしょうが、伊賀市駅の周辺などは、それなりの金額で売れそうですしね。(その際は、当然、伊賀市にあげちゃった駅の建物や車庫の建物は壊してから返してもらうことに・・・という約束も有る筈です)
廃線跡って細長いから基本的には使い道は無さそうですが、東京なら、『目黒蒲田電鉄の新奥沢線跡』や『京王電鉄の柴崎~国領付近の旧線跡』のように完全に住宅地になってしまった廃線跡も有ります。(京王のほうは90年前の廃線跡ですが、道路になっていない部分は、周りの区割りを無視した感じで線路跡に一直線に建物が並んでいる場所も有ります。ブラタモリで取り上げられそうなくらいな不自然さです(笑))
地方でも鹿児島交通南薩線の加世田駅跡や枕崎駅跡の周辺など、廃線跡に建物が建ってるところも多いですね。(ブラタモリで取り上げた各線琴平駅跡もそうですね)
北海道の例をあげるまでもなく、『鉄道はインフラ』って考えではなく、『受益者負担』って考えが時代の趨勢です。
宇都宮のLRTだって結局は・・・になりそうな雲行き!?ですから選挙も絶対ではないですが。
クルマの自動運転が実用化されれば・・・大部分のローカル線は生き残れないはずなので、災害で廃止のリスクが多い昨今、乗れるときに乗っておくのが趣味人の心得かと。
伊賀市駅・・・『上野市駅』ですね。(旧市名ですね)
東京の廃線跡・・・京王電鉄の『御陵線跡』が既にブラタモリで取り上げられてましたね。あちらも住宅地の中に埋もれた廃線跡です。
タモリが『敷地内に橋脚が残っている家』にお邪魔して、橋脚にのぼってました(#47 高尾山)。