自民国会議員連盟、鉄軌道法改正へ動く
赤字ローカル線が被災して不通になった場合、鉄道会社は復旧したがらない。経営会社が黒字だと国が支援できない。この法律はおかしいとして、自民党国会議員連盟が法改正へ動き出しました。只見線復旧につなげたい考えです。
鉄道軌道法改正目指す JR只見線復旧へ方針確認 自民国会議員連盟 | 県内ニュース | 福島民報
たしかに、交通基本法の理念に照らし合わせても、復旧の障害になる条項を持つ法律はおかしいです。ただ、黒字路線を切り離して赤字第3セクターをつくった上で国の支援を受けるという手順もあると思うんだよなー。必要だと思う当事者が負担するという道は、現行法でもたどれるんですよね……。
鉄道軌道法改正目指す JR只見線復旧へ方針確認 自民国会議員連盟 | 県内ニュース | 福島民報
たしかに、交通基本法の理念に照らし合わせても、復旧の障害になる条項を持つ法律はおかしいです。ただ、黒字路線を切り離して赤字第3セクターをつくった上で国の支援を受けるという手順もあると思うんだよなー。必要だと思う当事者が負担するという道は、現行法でもたどれるんですよね……。
COMMENTS
前回は、まだタブレット閉塞が残っていた7年前。
大白川駅も無人化・・・田子倉駅は消滅・・・。
百聞は一見にしかずですね。
地元で見聞きしたことを中心にレポートします。
*只見線が出来たころに比べて、道路が格段に良くなったので、冬場は鉄道より代行バスのほうが運行率が高い・・・。(鉄道のほうが雪に弱い・・・)
*もともと交通量の少ない国道、バスのスピードも鉄道と遜色ない。(だいぶダイヤには余裕がありそう)
*道路も急カーブや狭いところがあるが、改良されつつある。
link (headlines.yahoo.co.jp)
*水害は天災でなく“人災”の可能性がありと、係争中。
(ダムの管理者の電源開発や東北電力が提訴されてます)
link (www.minpo.jp)
link (www.jreast.co.jp)
*そもそも乗客が少ない・・・。
先日廃止された岩泉線同様、国鉄時代から廃止候補だったわけで、救いようがないレベルです。
*一番厄介なのが、『線路を現在より嵩上げしなければならない』事でしょう。
“嵩上げ”に“発電所”・・・どこかで聞いたことのあるフレーズがこちらでも出てきました。
バスを待っている時、ごみの回収車が来たのですが、荷台部分に『電源立地対策交付金事業』の文字が・・・。
そう、ここも福島県なのですよね・・・。
バスと列車のダイヤが噛合っていないので、何駅(停留所)か途中下車できました。
link (pcitorn-nitikaku.sakura.ne.jp)
link (www.aizu-shinsui.net)
丁度、大塩駅と横田駅の間なので、結果的にひと駅間、歩いてしまいましたが・・・。
全国的にもかなり珍しい場所です。
紛うことのない炭酸の井戸でした(正直苦くて美味くはない)
あまり、事前にリサーチしないで行きましたが、ここは
辺鄙な場所なのに、結構な賑わいでした。
けれども、皆がマイカーで・・・でした。
当然でしょうね。列車が1日3本(上下で6本)なのですから列車で訪問するのは不可能に近いです。
(代行バスは12本だから倍増しています。)
バスだったら、本数も増えるし、目の前にバス停を設けることもできるし・・・とも思いました。
岩泉線のようにJRネットワークから切り離されないのであれば、バスでもいいと思いますが、そのためには両端の鉄道区間が”根腐れしない”ような対策も必要となってきましょう。
そんなに遠くない将来に、結論が出そうです。
ぼくもそうすべきだと思ってました。
鉄道はともかくとして、それ以外の被害もあったわけで。
人災だなあと。
そうなんですよねー。道路のほうが運行率がいい。
ではなぜ鉄道にこだわるのか。
金山町にはお電話でお話を伺っています。
必要かどうかというより、もともとあったものが
突然失われる、その喪失感のほうが色濃い気がしました。
先日の豪雨で、大川の鉄橋も線路が歪んで通行不能になっているようで、心配ですね。
link (www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp)
こんな企画もありますが、連休のトロッコ列車も運休となったようで、踏んだり蹴ったりですね。(よく読むと、この企画、只見線沿線でなくても使えるんで、只見線沿線の経済効果はいかほどかなとは思いますが、会津鉄道も東武電車運休のとばっちりを受けてますしね。)
結局、この1年で結論出していない!
明らかに、地元が“あきらめる”のを待っています。
(岩泉線はJRネットワークから切り離されてしまいました。気仙沼線や大船渡線のBRTはその点では良しとしないと・・・なのかもしれない)
まず、始発の小出駅でびっくり。只見線(小出口)にも冷房化の波が・・・(2両編成で、1両は非冷房車でした。)
只見線で使うための特殊装備(衛星電話のアンテナなど)の設置が完了次第、非冷房車は淘汰されるようです。
昨年乗った盛岡色のまま『新津所属』だった珍車両は7月に運用離脱したようです。
『窓開けが出来る只見線の旅』は今夏限りだったようです。(あまり強力でない冷房装置がついてるから、窓の開けられる非冷房車のほうが快適でしたね)
link (www.tadami-net.com)
明日から新しい転属車(ラッピング)が導入されるようです(小出口)。
管理人さんのほうが詳しいでしょうが、以下は現地での見聞き情報です。なにぶんよそ者目線ですが・・・
1・今年の春の18きっぷ発売時期は、豪雪で小出口が不通(行きどまり)だったため、代行バスは閑古鳥が鳴いてたそうです。
2・その反動か、今夏の18きっぷの時期は、盛況!
『黄金乗り継ぎ(都内からも18きっぷで日帰りできる)』の2424Dと430Dに接続するバスは、大型化して対応する日もあったようです。
3・設備の劣化が著しい
河川の支障物の撤去は完了。
その他の部分は放置なので、設備の劣化が激しいとのこと。鉄橋の手すりなどがひしゃげた部分があったのですが、それは雪の重みで(運休後に)なったそうです。
なにしろ今年の冬は大雪だったそうです・・・。
線路も草に帰りつつあり、春先は山菜採りの名所(迷所)だったそうです・・・。
山菜取りしている人は、“勝手に”でしょうが、駅の部分など、地元の人が、除草しようとしても、危険だからなどの理由で、JRが良い顔をしないそうで、放置の部分も多いのだとか(JRに聞いたわけではないので、真実かわかりませんが。だったら去年の除草されていた休止中のH駅は何だったのか・・・)
4・通学利用は居ない
通学で只見線の運休部分を利用する人は“(ほぼ)居ない”そうです。
小学生~中学生はスクールバス。
高校生はそもそもいない(汗)
link (fmdantyou.blog76.fc2.com)
居たとしても、通学しない・・・のかも(汗)
(只見高校も似たり寄ったり)
ちなみに、廃止の決まった留萌線の増毛と留萌の間も『通学利用者ゼロ』のようです・・・。
5・道路はスムーズに
後述の理由で、バイパスのトンネルができた部分があり、代行バスの運行もスムーズです。
6・係争の件
町全体の総意ではないようで、あまり盛り上がってないようです。
喧嘩すると、『電源立地対策交付金事業』が無くなっちゃうもんね!
7・「只見線にみんなで手をふろう条例」
link (www.aizu-concierge.com)
越乃*Shu Kuraの車内でアナウンスしていましたが、新潟側の魚沼市にも「只見線にみんなで手をふろう条例」が有るようです。
8・点線国道(八十里越)
link (ja.wikipedia.org)
会津川口で次の列車まで時間があったので、隣の会津中川まで移動、温泉に入り、道の駅で食事をとりました。
道の駅の展示を見ていたら、『八十里越(国道289号)』の展示コーナーが・・・。
只見線沿いの、『六十里越(国道252号)』は冬季通行止め、それがゆえに只見線は残ったのですが、国道289号線は、完成の暁には通年通行となるようです。
はっきり言って、クルマ社会。
只見線と国道289号線と二者択一ならほとんどの方が、後者を取りそうな情勢でしょう。
JR東日本は、『(国道289号が完成して)地元の人が、只見線がなくても異論が出にくい状況』になるまで待っているのでは・・・と思った次第です。
只見線は、好きなので甘めの見通しになっちゃいますが、はっきり言って、公共交通機関としては、『終わってます』ね。
手を振るだけじゃ、乗客は増えないです・・・。乗らないと・・・。
新幹線を使えば東京から余裕で日帰りできます。
使わなくてもなんとか日帰りができます。
週末パスのエリア内です。
(残ってる部分だけでも)乗って残そう只見線!
管理人さん、ほとんど取り上げておりませんが・・・『越乃*Shu Kura』、良かったですよ。
お酒が全く駄目だとキツイかもしれませんが、なめる程度でも楽しめます。私も普段は飲みませんので。
SL銀河より指定席券は安いのに椅子はゆったりだし。
車内で生演奏が聞けたり、コストパフォーマンスも高いです。(JR九州のA列車も良いんですが、あれは乗車時間が短すぎです。)
皆様も是非に。