いすみ鉄道が前年度比58.1%増収
いすみ鉄道が2010年度決算を発表しました。売上高は前年度比58.1%アップの約2億1000万円。売店の収入が躍進。主力の鉄道旅客部門も震災少子化の波から持ちこたえました。一方、キハ52の導入などで車両コストも増えています。
千葉日報
ものすごくわかりやすいアイデアと経営努力。ほんとにすごいです。こんな事言っちゃアレだけど、お城以外は観光資源に乏しいところ。そんなローカル線は他にもいっぱいある。いすみ鉄道の実績を見たら、もう言い訳できないね。
千葉日報
ものすごくわかりやすいアイデアと経営努力。ほんとにすごいです。こんな事言っちゃアレだけど、お城以外は観光資源に乏しいところ。そんなローカル線は他にもいっぱいある。いすみ鉄道の実績を見たら、もう言い訳できないね。
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ざっくり言って 収入は運輸収入9千万、運輸雑収5千万、売店等付帯事業収益2千万の計1.6億。
営業経費(付帯事業除く)は2.8億。
よって、1.2億の赤字。
それに補助金1.5億があるから、最終黒字は3千万ってことですね。
営業経費に占める運輸収入(運賃等)の割合は3割強。
運輸雑収(広告や構内営業料)を含めても、ようやく5割です。
一生懸命努力されている、いすみ鉄道でも、経費の半分しか鉄道と駅では稼げないんですねぇ。
地方鉄道を取り巻く環境は、とっても、厳しいなぁと思いました。
結局は補助金だのみ。
でも、何もしなければもっと赤字だったわけで、索のない地方鉄道はこれ以上の惨状ですね。
ホタル列車に参加したけど、運賃以外はひとり500円で最大300人。1回あたりMAX15万円なんですよ。それで小湊鐵道のバスを3台チャーターして、現地で交通整理や警備員として数名雇って……となると、あれもあんまり儲かってなさそうです。おみやげは売れてたけど……。
でもレトルトカレーは美味しい(笑)。マジで美味しい。
おすすめです。
その場合、地域の合意で地元自治体等が赤字補填をしなければならない訳ですが、総経費の何パーセント位を負担するのか?
5割を超えるような負担は、鉄道会社側にモラルハザードを起こさせないか、心配です。
2~3割という線が適当ではと思ったりします。(しかし、その基準では成り立たない鉄道会社も多いでしょうが・・・)
それでもメリットが見いだせなければ廃止ですね。モラルハザードとか、そこまで行っちゃうと趣味人の語る範疇を超えちゃうのでなんとも言えません。そもそも道路事業は道路が無料である限り赤字です。道路の管轄部署にモラルハザード云々の議論はないでしょうから。