汽車旅のしおり

多摩モノレールは多摩地域を網羅する路線網を計画しています。しかし実現した路線はほんの一部。建設予算不足と既存路線の不振が響いています。そんななか、武蔵村山市がモノレール延伸に期待しているようです。今月の市長選では全員がモノレール延伸を公約に掲げています。
読売新聞
武蔵村山市は東京都で唯一鉄道の駅がありません。モノレールが上北台から箱根ヶ崎へ延伸すると、同市内には4から5の中間駅が設置される見込みです。しかし、同市は個人税の負担率が多摩地域でもっとも少なく、都営団地住民の高齢化などで福祉費が増えていくとのこと。

モノレールが延伸されて、若い人が住んで、企業の誘致ができて……。税収回復を待つよりも、モノレールの投資で活性化させてあげたい地域かも。