鉄道の衰退は高規格道路のせい? 道新の報道を国交省が否定
北海道新聞が道内の鉄道に関して、
という趣旨の元、道路行政と比較した記事を掲載したところ、国土交通省北海道開発局が「誤解を招くおそれがある」と反証データを公表しました。
<道路への視線>1 「100年トンネル」現役:どうしん電子版(北海道新聞)
平成29年9月25日北海道新聞(朝刊)記事につきまして
たしかに「鉄道の不振をよそに高規格道路を作ってきた」って書かれちゃうと、道路より鉄道に気を配れって読めちゃいますね。高規格道路だって必要があって作られたわけで、相反関係はないと思います。
JR北海道の経営危機をよそに、道内では⾼規格道路などが延び続け、これが鉄道利⽤を細らせる⼀因にもなってきた。
という趣旨の元、道路行政と比較した記事を掲載したところ、国土交通省北海道開発局が「誤解を招くおそれがある」と反証データを公表しました。
<道路への視線>1 「100年トンネル」現役:どうしん電子版(北海道新聞)
平成29年9月25日北海道新聞(朝刊)記事につきまして
たしかに「鉄道の不振をよそに高規格道路を作ってきた」って書かれちゃうと、道路より鉄道に気を配れって読めちゃいますね。高規格道路だって必要があって作られたわけで、相反関係はないと思います。
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COMMENTS
JR北海道は当然でしょうし、JR四国なんて、もろ影響を受けているし。
管理人さんも、先日JR四国のことを取り上げてたからレポートすると・・・
この夏の旅行で降りた駅・・・
『土佐久礼駅』=通過列車のない特急停車駅だが、終日無人駅。
駅から徒歩20分くらいの道の駅(出来たばかり)は、大盛況、観光案内所も有る!
『大歩危駅』=通過列車のない特急停車駅だが、終日無人駅。駅前に店もほとんどない、谷あいの駅。
「日本で唯一の完全無人駅の特急始終着駅」であり、「日本で一番乗降客の少ないの特急始終着駅」(今年は改善されそうですね、それでも1位なでは?2位争いは、稚内、吉松、牟岐あたりで混沌です。ちなみに海幸山幸の南郷駅も無人ですが、一応簡易委託駅。)。
こちらも駅から徒歩15分くらいのところに道の駅(けっこう古い)があり、観光案内所も有る!
高速道路が有るので、そんなに賑わっていないですが、祖谷渓観光の玄関口ではあるのでそれなりの体裁は整えていますね。
地方では、『町の中心=駅』でしたがいまは『道の駅が中心、玄関口』です。
鉄道(駅)が無くなっても困る人が(道の駅より)少ないってこと。
由々しき事態ですね。
(道路は道路で、ガソリンスタンド過疎地域が非常に広がっていて、それも問題なんですがね)
観光地がある。鉄道で行くしかない。列車の乗客が多い。
観光地がある。道路ができた。マイカーで行く人多数。
でもこれ、マイカーで行きたいという需要が多いって話。地元もマイカー利用者に来てもらいたいと思う。
道路政策はその要請に応えただけで、鉄道に配慮して道路を作らないってのはただの意地悪ですよ。地域のためにならない。
僕らは鉄道が目的だけど、地域にとって鉄道は道具にすぎないので、便利か楽しいか。ほかに優れた道具があれば、そっちを選択するってのは当然ですよねぇ。残念ですけど。
「高速、どこまで行っても1000円」の影響で、福知山線~北近畿タンゴ鉄道(現京都丹後鉄道)の特急利用者が減って、大阪から直通する特急が廃止されるきっかけになりました。
その後、京都方面の高速道路も整備されており、京都発着の直通特急に影響がないか、危惧します。
廃線危機が言われる神鉄粟生線も、神戸中心部から西神方面への高速道路、有料道路の整備されるにつれ、マーカー利用、高速経由のバスに、乗客が奪われた格好です。
JR=もともと国の財産を民間に、それを勝手に処分(廃止)しようとしているから問題。
だけど、インフラの維持を、民間任せにしっぱなしで良いのかどうかもこれまた問題。
上下分離も当たり前になりましたが、みんながハッピーではないし、各地そろそろ限界も見えてきている。
受益者負担も相応に・・・ですが、限界も有りますしね。
只見線に乗ったあと、『日中線記念館(旧・熱塩駅)』に行ってきました。
ここは数年前に代替バスもなくなってしまい、公共交通機関では行けなくなってしまいました。(前日予約のデマンドタクシーがありますが、『TV東京のローカルバス乗り継ぎではNG』なやつだね)
クルマで行くか、(結構チャレンジャーが多いようだけど)喜多方駅からレンタサイクルで行くか・・・。
道路が整備されて、日中線が目指していた隣の県である米沢まではマイカーで通年通行できるようになっています(以前よりは積雪が少なくなったようです)。
それなのに、同じ市内なのにクルマが無いと移動もままならないなんて・・・。(喜多方~熱塩、クルマで20分掛からないです)
クルマを運転できない人が釧路から網走に移動するには、列車に乗るより、『羽田トランジットで、釧路~羽田~女満別・・・と空路で移動するのが快適』という笑い話が有ります。(タクシーでも移動できそうだけど、受けてくれるドライバーさんが居ない??)
道路、鉄道、空港・・・縄張り争いではなく、一体で計画、運用出来るようになるのは、いつの日か・・・。
特に鉄路は瀕死状態、道路もまだまだ脆弱、1日1便の空港も複数の北海道は、早急に一体化する必要があると思いますが・・・。
地方出身の子は、『東京に来るまで電車に乗ったことのない世代』も多くなり、とりあえず18になれば運転免許・・・的な風習がまだまだ残っているよう。
地元で電車(広義でディーゼルでも“電車”でOKらしい)に乗ったことが有る子でも、『自宅から駅までは、親の送り迎え』で免許証の重要性をしているということなのでしょう。
まぁ、私が息途絶えるには、『自動運転』が一般的になっているので免許は不要なのでしょうが。
熱塩駅=トイレは見てこなかった!
予約なしで行きましたが、施設管理の方がいらっしゃって、保存車輛、駅舎内部も見せていただけました。
記念券(100円=温泉の割引券として利用できる)を売っていました。
列車の来ない保存駅舎のなかでは保存状態が良いほうだと思います。
でも、列車が来てこその駅・・・だとも思うし複雑ですね。
そうそう日中線代替バスの廃止は5年前ですね。
駅舎を作って直ぐに鉄道が廃止された足寄駅・・・の無駄さ加減ときたら・・・は、また別の問題ですが、あそこの代替バスも経営厳しそうだものなぁ。
上野から夜行の「ばんだい」で喜多方に行き、朝の列車で熱塩まで往復して来ました。
DLの牽く旧型客車でした。
熱塩駅は、おしゃれな洋風な駅舎でしたが、無人駅で荒れてました。
復路、なぜか会津加納で数分停車(ダイヤ通りだったようです)、ここには駅員がいて、硬券入場券も買いました。
廃止後も一度、訪問しました。
駅舎、現役時代よりきれいに整備されてましたね。
熱塩温泉の共同湯に入ったら、脱衣場は男女一緒、浴室も完全に男女別に仕切られていませんでした。
それでも、嫁さん入りましたけどね(笑)