由利高原鉄道と秋田内陸線の赤字額が公費負担上限額越え
秋田内陸縦貫鉄道の2014年度決算が2億204万円の赤字となり、自治体の負担限度額を超えました。車両更新の時期が来ていますが、秋田県知事は今後、路線バスとの費用比較を始めると発言しています。
また、6月12日には由利高原鉄道の決算も報告されました。経常損失は8623万円となり、こちらも公費負担上限の7850万円を超えました。
内陸線、負担多大なら代替交通も 知事「バスと比較必要」|さきがけonTheWeb
由利高原鉄道利用客、過去最低に 14年度決算、経常損失8623万|さきがけonTheWeb
どちらも秋田県。まとめて審議されちゃうとツラいですね。
また、6月12日には由利高原鉄道の決算も報告されました。経常損失は8623万円となり、こちらも公費負担上限の7850万円を超えました。
内陸線、負担多大なら代替交通も 知事「バスと比較必要」|さきがけonTheWeb
由利高原鉄道利用客、過去最低に 14年度決算、経常損失8623万|さきがけonTheWeb
どちらも秋田県。まとめて審議されちゃうとツラいですね。
COMMENTS
今年のGWも秋田に行き、内陸線に乗ってきました。
料金有料の「急行」に乗ったのですが、一般車の単行。
どうもこのところ、急行の乗車率が悪いらしく、ワンマン運転のできない急行用車両を運用せず、一般車単行が多いとか。
料金を払ってるのに、小さな駅を通過する以外に魅力のない、急行でした。
応援する気満々の私でさえ魅力を感じない列車、一般利用者が魅力を感じるはずありません。
言っても仕方ないかもしれませんが、乗務員さんに「これではダメ」って強く言いました。
このニュースを聞くと、安楽死に向けた準備なのかと思ってしまします(泣)
おっしゃるとおり、コスト高&供給過剰だったのでしょう(2両で運転するのでワンマン化できず)。
丁度角館の桜の時期でしたが、8800形単行でも・・・空いてました。
阿仁合~角館まで、急行列車に“急行をワンマン単行化した、その当時の公募社長”さんが乗っていましたので、直訴すればよかったですね!(道半ばで、退任・・・、山形鉄道同様、きな臭い動きがあったみたいですね!!!)
link (argusakita.wordpress.com)
JRのATSに対応しているのが急行に使用していた8900形のみなので、ねぶたの時期、桜の時期の臨時列車には必ず使用されます。
形式の頭の2桁が“製造年”です。
ぎりぎり昭和とぎりぎり平成・・・。
過酷な気候の路線ですので、寿命も短いかもしれません。
鉄道車両って、“基本オーダーメイド”ですから、決断の時期が意外と近いんでしょう。
言いたくはないけど、『平日に利用できるフリーきっぷのないローカル線は、ダメ!』ですね。
(きっぱり!!千葉の公募社長さんに言わせると、“朝から晩まで満席だとしても“赤字”なので、閑散時間帯の平日昼間の非定期客の需要喚起をしないと、赤字は減りません。)
ここの回数券(金額式)はそのままでも使えるし、切符の引き換えにも使えるので、回数券を買って、切符(硬券!)に引き換えましたが・・・1割引程度だしね。
阿仁前田駅の温泉に2度入っています(意外と良い湯です。最初の時は、お盆休みの夏祭りの日に阿仁前田の民宿に泊まったっけなぁ~)し、冬に乗った時に、鹿が出てきて緊急停車したこともありました。(かもしかって冬眠しないんですよね)
JR北海道の件でも言われてますが、『レールを剥がすには、慎重な判断』は、必要。
ただし、もともと"県都に向かっていない線形”ですし、“人口希薄地帯”を走るので、乗って残そう的なレベルではないですが・・・見守りましょう。
でも人は簡単に増えないから、産業を誘致して貨物を増やすほうが手っ取り早いような。そうなると、物流について、どのモードで鉄道が良いか、トラックが良いか、船や航空も含めて、やっぱり国のグランドデザインが必要なんですけどね。もうなんちゅうか、ヤマト運輸と組んでチッキ便復活、みたいな。日通の小口輸送は郵政につぶされちゃったし。