十和田観光電鉄は3日、記者会見で十和田観光電鉄線三沢-十和田市間14.7kmの全線について事業撤退を表明しました。正式決定は今月中。
毎日新聞
10月末日に廃止届を提出した場合、運行終了は2012年10月31日。沿線利用者などの同意が得られた場合は4月末に繰り上がる可能性があります。
……でも、実際は学年の変わり目の3月31日じゃないかしら。
10/04追記
十和田市駅ビルからは2012年3月末までの退去を求められているということで、3月中に退去ですね。
河北新報
新しい費用で仮設駅舎なんて無理だろうしなあ……
COMMENTS
*(国鉄~JR)接続駅に新幹線が通らず…三セク化。
*オマケに線形と人の流れが開業時と一致しなくなってる…。
十和田市から東京(新幹線)に行くなら、バスかクルマで八戸へ!
松代から東京(新幹線)に行くなら、長野までバス(30分ごと)!
線路がその敷地を縫うように走っている、三沢駅前の温泉旅館の名物社長(とうてつOB)このような事態を予想していたようで、(フル規格の)新幹線に反対してたっけ(三沢駅を通る新在直通を希望。北海道新幹線を考えると有り得ないんだけど。)
あの温泉も、“軽井沢発全国区”の温泉グループに買収されちゃいましたね。
初めて乗ったときは、旧十和田市駅の残骸があった頃でした。
一昨年の正月、“びゅうプラザ八戸往復1万円日帰りツアー”の空き時間で乗ったのが最後となりそうです。
三沢駅、十和田市駅の、味のある立ち食いそば屋さんの運命やいかに!!
古い駅の跡地、店舗(変わってなければ“ハードオフ”)に生まれ変わり場所が特定しにくくなってます。
駅ビルがバスターミナルとして機能しないなら、立ち食いそば屋さんも廃業でしょう・・・。
HPで、硬券売ってます・・・と盛んに宣伝しているくせに、現地に行けば、『自販機で買って!』と。
その事が引っかかってますので再訪しません・・・。
私は毎朝、各鉄道会社のサイトをチェックしてますけど、ある日、十和田観光電鉄のサイトのトップページが、系列のスキー場のトップページになってました。
htmlファイルを転送するときにディレクトリを間違えたんだろうな、と思い、電話でお伝えしたんですけど、相手はさっぱりわかんなかったらしく、2日くらいそのままでした(笑)。
新幹線の影響とは言うけど、新幹線の開通なんてもっと前からわかってたわけで、手のうちようはあったかもしれません。北越急行なんてずいぶん積み立てていて、北陸新幹線ができてもしばらく安泰だそうですし。
古い会社ほど危機感が薄いのかも。
(十鉄)三沢駅の駅舎はまだ健在なんです!(壊すお金が無いからとか・・・とほほ)
高校野球中継が流れる中、ほぼ満卓の店内。
老若男女で盛況でした。
街の外れに出来た駅、長距離客がほぼ居なくなって、昼間は閑散としているのに・・・店内だけは!
他に駅の近くに外食産業が無いんですよね・・・。
ハイレール1375で訪れた小諸駅同様、典型的な『新幹線のルートから逸れて寂れた駅と街!』(小諸も半端ない寂れ方です)
駅のホームもそのまま残っています。
『東急電車』が入ってきそう。
上記に書いた通り、ホームの先に見える『古牧温泉』は『軽井沢のホシーノ』になっていますけど。(先週、中軽井沢のホシーノの前を通りましたが、平日なのに駐車場満車、中軽井沢の駅からレンタサイクルの大群・・・そんなに良いのか、あの温泉(笑)あと、中軽井沢の新しい駅舎も違和感あるな~。元の駅舎のままの信濃追分駅のほうがよっぽど素敵です。)
link (news.ameba.jp)
話がちょっとそれましたが、そんな(十鉄)三沢駅ですが、いよいよ取り壊されるそうです。
行くなら今だ!
(十和田市駅の駅そば同様、閉店はせず、移転するようです。十和田市駅は、旧十和田市駅どころか、新十和田市駅も既にありませんね・・・。)
初回は、南部縦貫鉄道で七戸に行き、バスで十和田市へ出て、十鉄で三沢へ。
このころは、アイボリーに赤い帯の電車でした。
最後は、古牧温泉観光ホテル(第四だったか、高層の棟)に泊まった時。
客室から、敷地内の線路を走る電車が見えて、嬉しいやら楽しいやら、また気になって仕方ないやら。
翌朝早起きして、朝食前の嫁さん寝てる間に、途中駅まで(交換駅の1つ手前だったと思う)往復して来ました。
古牧温泉も、かつては同じグループ会社でしたが、いまは星野リゾートになったようで、時代の移り変わりを感じます。
東北新幹線が延伸、三沢を通らなかったことは、十和田観光電鉄にとっては「死刑宣告」同然。
あっけなく廃止になりました。
それから三沢には行ってませんが、寂れてるでしょうね。
新幹線の「新○○」駅ができたら、市街地に近く従来う特急停車駅だった「○○」駅は、ほぼ寂れてますね。
水俣なんて、ひどかったです。
尾道、岩国なんて例外もありますが・・・。
「新○○」の存在感、薄いです。