汽車旅のしおり

全線乗り潰し系紀行家のブックマーク集。

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阪堺電軌堺市区間、廃止の危機感高まる

2010.01.25 Monday 14:57 | posted by sugiyama

堺市のLRT計画について、市長が計画中止を南海と阪堺電軌に申し入れたそうです。両社は共同で堺市のLRT事業会社に内定していました。また、阪堺電軌は堺市区間について公設民営方式にシフトする予定でした。しかしこれで振り出しに戻り、阪堺電軌の堺市区間は赤字を積み上げていくことになります。堺市長は今秋までに支援策を策定したいと伝えましたが、阪堺は今年度中の回答を求めました。このままだと、最悪の場合、３月で運行休止になる可能性もあります。
MSN産経
かなりこじれそうな問題です。軌道法の場合は廃止は届け出制ではなく認可申請となりますが、認可されるまでは経費捻出ができず運休、あるいは大幅な間引き運行、なんてことになったら……。

鉄道会社近況 > 路線廃止 > 懸念 | comments (2) | trackbacks (0)

COMMENTS

railwaytrip | 2010/01/26 07:58 AM: 私事ですが、1980年代に５年弱、高野線の堺東駅から歩いて20分弱の、阪堺線大小路駅から徒歩１分の所まで通っていました。その当時にして、阪堺電車はいつもガラガラでした。正直、よく今まで持っているなというのが実感です。鉄道が好きな私でさえ、用事があって乗ったのは５年間で数回です。仕事の後、大阪市内へ出るには、本線堺駅まで７分ほど歩いて急行で新今宮か難波へ。運賃の高さもあって、時間に余裕がある時でも阪堺線という選択肢はありませんでした。毎日この線路を徒歩で跨いで通勤していたのに。この線の堺市内区間は、南海本線に近すぎます。ちなみにそこは社員50人ぐらいの事業所でしたが、阪堺線で通勤していた社員は多分１人だけでした。あとは南海本線と高野線が大体半々だったと思います。高野線組は、大半は堺東から歩いてましたが、ちょっと遠いことは遠いので、バスに乗る人もそれなりにいました。そこがＬＲＴであれば、バスよりは少し乗る人が増えていたでしょうね。でもその程度。歩こうと思えば歩けない距離ではない。ＬＲＴがあれば阪堺線ともども活性化につながるだろうとはいえ、どれだけ人が乗るか。どちらにしても難しい問題ですね。