EU各国、国際列車事業を自由化
欧州連合議会は2010年までに国際旅客鉄道輸送を自由化させる法案を可決しました。これで複数の国をまたがる国際列車にどの国の鉄道会社も参入できることになります。
ライブドアニュース
ヨーロッパではかつてTEEという国際列車を運行していました。現在もユーロシティという国際都市間特急があります。これらと今度の法案との違いが記事では説明されていません。
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ヨーロッパではかつてTEEという国際列車を運行していました。現在もユーロシティという国際都市間特急があります。これらと今度の法案との違いが記事では説明されていません。
勝手な解釈をすると、従来は2国間の協議で共同運行、あるいは相互乗り入れする方式でした。それが、この法案だと完全な上下分離式となり、列車運行会社が各国の線路保有会社と協議して列車を仕立てることになります。
例えは、ドイツの鉄道会社の列車がフランスへ片乗り入れし、フランス側に線路使用料を払う、という形ですね。極論すれば、近距離首都同士を結んでいた航空会社が高速鉄道を使った運行便に参入し、航空券として発券できます。ルフトハンザエクスプレスの国際版ですね。
日本は国境に接する線路がないのでピンと来ませんが、ヨーロッパの鉄道の旅が楽しくなりそうです。
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