米国武者修業(5) UCLAへ、食事と体重管理

2013.08.03 Saturday 18:47
ott_sugi


囚人島で交流試合を無事終えた次の日、サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジを渡った。合衆国最長の吊り橋。当時は世界最長の吊り橋だった。ちなみに現在の最長は瀬戸大橋である。
image[Chesapeake Bay Bridge]
Chesapeake Bay Bridge / Craig Stanfill

それはともかく、長い吊り橋を割ってオークランドへ。西部選手権に参加した。日本勢は軽量3階級に勝利、中量級は善戦した。しかし重量級は体力が及ばず残念な結果だった。

サンフランシスコ近郊の試合を終え、グレーハウンドバスに乗った。いよいよ米国一周、12,000kmの武者修業の始まりである!

この武者修行、道中の心得として、

ひとつ、移動中は日の丸の制服(学生服)着用のこと。
ひとつ、旅券泌帯。
ひとつ、選手団は全員グレーハウンドバスの全米周遊券持参。
ひとつ、就寝は夜行バス。
ひとつ、食費は試合の入場料収入で賄う!
ひとつ、飲食物はストアーで買う!
ひとつ、体調、体重調整は、車中自己責任!

■食事について
貧乏修行旅行だからレストランなどに入るなど贅沢だ。グロセリーストアーが街中にあるので、移動中に飲料水と野菜を買うつもりである。食費は試合の観戦料から、つまりファイトマネーで賄う。どれだけお客が入るかわからないから倹約する。

それでもみな日増しに体重が増えてきた。理由は肉料理の食べすぎと練習不足だ。ハワイ以来、朝食はハムエッグかソーセージエッグ、昼食は肉を挟んだサンドイッチ、夕食のメインも肉料理。当時の日本食は魚と野菜と米。それで満腹してきた。こちらでは日本食の分量と同じくらい肉を食べて満腹にする。それは肥る訳だ。

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