2020年オリンピックレスリング除外取り消しの嘆願書

2013.02.27 Wednesday 07:40
ott_sugi


IOC会長ジヤツク・ロゲ様
並び全ての理事、委員、IOC関係者の皆様へ。

1960年ローマオリンピック
レスリング グレコローマンスタイルフライ級
5回戦で敗れ4位 平田 孝


1952年ヘルシンキオリンピックで、日本の石井庄八選手がレスリングで金メダルを獲得しました。これが日本選手団で戦後初の、そして当時ただひとつの金メダルでした。この金メダルは敗戦で興廃し、複興に疲れていた、当時約8,500万人の日本国民に大きな希望と夢を与えてくれました。

オリンピックとレスリングが国民に与えた力は偉大でした。今でも脳裏に張り付き忘れる事ができません。そして私はオリンピックとレスリングに魅せられ、夢が決まりました。オリンピックに参加し金メダルを目指す。“ローマへの道”です。

それから苦節9年、念願の1960年第17回ローマ大会に参加できました。結果は5回戦で敗れ4位。

image[007.jpg]

試合後は後は“ローマの休日”でした。他の選手2人とポンペイの遺跡見学やローマの“終着駅”から鉄道で史跡をめぐりました。しかし物見遊山ではありません。“ローマへの道”が私にとって何だったか。苦節9年!の反省の旅となったのです。「オリンピックで得たものはなんだったか」それを考えながらの“ローマの休日“でした。

そしてたどり着きました。"クーベルタンの言葉"。暗記していた言葉を思い出しました。閉会式の電光開示版に、

オリンピックは勝つためではなく 参加することに意義がある
人生において大切なことは 成功することではなく 努力することである

[9] >>
comments (0)
trackbacks (0)


<< レスリング除外問題 今必要な「三本の矢」
褒めて伸ばす >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.23R]