日本にもホームスクール制度を

2012.12.07 Friday 19:45
ott_sugi




 私の友人が経営するトレーニング場に通い、特殊訓練中のスキー選手がいる。彼は高校の全教科をホームスクール方式で学んだ。コンピュターのインターネットスクールを利用したという。彼は先月、カリフォルニアのスキー学校にリクルートされ入学した。我が家近郊の標高3700mの山のふもとで、仲間やコーチと共にスキーの合宿練習に参加し、休日や週末は仲間とジムで特殊な練習をトレーナーから受けていた。現在もカリフオルニアのスキー学校で修業中とのことだ。


 私が以前住んでいたクラマスフォールズの友人は、家族は妻と息子が1人 娘が2人。その子ども達は、母親の強い希望で3人共、ホームスクールだった。息子は軍人になり、家庭を持ち、現在は家族と南米に駐留中だ。そして娘さんたちもすでに独立。1人はポートランドで勤めながら、他の資格取得にネっトスクールで学習中とのこと。みなそれぞれに成功しているようだ。ホームスクールに通わせた理由をずっと後から知った。「公立は悪ガキが居て娘が心配だ! という母親の希望だったそうだ。


 最後にもう一つ、これも近所の知り合いの息子さんの話だ。この子は数年前までは、孫たちと私の家によく自転車で遊びにきていたから特に印象深い。聞くところによると、数年まえから登校拒否。家に引きこもることが多くなり、相談の結果、ホームスクールとなった。学習は上手く行っているようだ。しかし、友達とコミュニケーションがなく寂しそうにしているらしい。以前の笑顔がまた見たいと願っている。

 聞くところによると、ホームスクールの大多数の親は、コミュ二ケーション作りのために週末などには、さまざまな集会や行事に子共と参加しているようだが、これは社会性を培う目的の一つとしても重要な事で、本人はもとより保護者の理解と努力が大切である。

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