イジメられた思い出 疎開時代

2012.10.20 Saturday 11:29
ott_sugi


image[P5240226.jpg]■昔のイジメ

子供の頃、体が小さいので「チビ、チビ」とからかわれはじめた事からイジメが始まった。特に疎開時代が酷かった。縁故疎開で伊豆の学校の小学校3年生クラスに入ったが、疎開者として差別され馬鹿にされた。特に東京弁がみんなの笑いの種だった。

村から学校までは約4キロ。田畑ばかりで民家など建物はなかった。入学当時は友達もなく毎日一人で通学した。他の村の生徒たちに毎日のように、からかわれ、いじめられた。あまりしつこいので文句をいうと「疎開のくせに生意気だ」「チビのくせに生意気だ」「東京弁で生意気だ」とののしられた。

いろいろ苦慮したのだが、やはり親にも先生にも相談できなかった、いや相談したくなかったのだ。相談したら又毎日仕返しされると思ったし、男らしくないと思った。いやがらせやイビリは殆ど毎日ようにやられた。とうとう相手は手出しをするようになり、私の肩掛け鞄や、鞄の中の学用品、教科書など壊したり破いたり。私が我慢していると、こんどは集団暴行だ! 相手は四、五年生の6人。殴られたり蹴られたりやられ放題だ。

ある日、下校途中、待ち伏せされ、その6人による暴力がはじまった。私は咄嗟にリーダーと思しき相手の股座にしがみつき、しばらくして。気がついたら周りに誰も居ない。泥足で蹴られ、ぼこぼこ殴られ、しばらく立ち上がれなかった。相手を見たら泣きながら太ももを押さえていた。回りは血だらけだった。私が必死に股にタックルし、噛み付いたからだつた。残りの5人はそれを見て逃げたと、後で判った。

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