イジメられた思い出 疎開時代

2012.10.20 Saturday 11:29
ott_sugi



大津市は8月に調査組織を立ち上げ聞き取り調査、10月には外部有識者による加害者とされる同級生3人の聞き取り調査を近く始めるという。

3ヶ月間かかって、やっと聞き取り調査とは……何処かで今日も、弱い者イジメの犠牲者が苦しみ泣いていると思うとたまらない気持ちになってくる。

大津の事件では、調査がはじまってから、その辺の状況が全然説明されないまま、すでに4、5ヶ月が過ぎた。

この間にも、品川区の中学生自殺、名古屋高二女子の遺書を残しての飛び降り自殺、都内の私立中高一貫校での中一男子の自殺など、イジメによる死を疑われる事件が後を断たない。

大津のイジメと自殺事件は未だに埒が明かない? 警察の捜査はどうなったのか? 

大切な子供の命をまもる為に、警察は事件の捜査活動だけでなく、事件を未然に防ぐ働きも出来るのではと思うが、この問題を取り巻く人達の意識も変わらないとできない事か。

■イジメに負けない子を育てよう

米国でも小中学学校のイジメは大きな問題だ。しかし州によって法律が異なり、問題は複雑だ。州内でも学校区によって対応の違いがある。障害、窃盗など明らかであればすぐに警察が入って捜査がはじまるが、やはり事件と認めるに至る判断が難しいといわれる。イジメの加害者に軽い体罰を認めている州もあるそうだが、何処の州でもイジメ防止には悩んでいるようだ。

私は、スポーツ道場によって、「心と体を鍛え、世の中何処へ行っても和して生きられる人間」の育成を目指す。青少年育成活動を40年以上日米で開いてきた。すべてはレスリングと少年時代の自己経験からだ。寝食を共に延べ8000人以上と接して、事故怪我は皆無。教育は指導者の熱意である。イジメは世の中から消えないと思うが、教師の指導力が足りないと増えることは確かだ。

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