スポーツの自力更生を真剣に考えるべき

2016.03.13 Sunday 13:18
ott_sugi


日本のスポーツに思う

日本体育協会の運営は全てが国の補助金と寄付金で賄われている。
この“親方日の丸”は半世紀以上続くが、体協には反省・改善・努力が見られない。

私はかつての選手時代から体協を見てきた。
ローマ五輪以来、選手として4回、監督2回の遠征費は全て自己負担だった。
レスリング協会が貧乏だったからだ。
それに比べ今の選手役員らは体協負担の親方日の丸だろう?
そして好成績には数百万単位の報奨金!
近年の日本のスポーツ界には甘えがまん延している。
勝負の世界に、甘えて強くなった選手はいない!

image[Bling bling]
Bling bling / kalleboo

米国大学体育協会は自力更生型

米国大学体育協会(NCAA)から学べ。
米国家はスポーツに金出さない。全てNCAAの財源で賄っている
資金源は入場料とTV放映料だ。
フツトボール、バスケツトボール、その他の競技もみな有料だ。
子供のレスリング試合でももちろん入場料を払う。

image[Cape Town Stadium panorama]
Cape Town Stadium panorama / warrenski

私がレスリング選手で全米武者修行中、数十の大学で試合をした。
すべて観戦は有料だった。
オクラホマ大学などは8千人以上の観衆で入場収入も相当だったようで、
そのおかげで滞在中に好遇された思い出がある。
米国ではスポーツ観戦に入場料を払うのが当たり前だ

日本体育協会は国家の援助(税金)に頼らず、スポーツの 自力更生 を真剣に考えるべきだ。

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