米国武者修業(9) 思い出のセロリ、パセリ、トイレ---グランドキャニオン

2013.11.11 Monday 04:56
ott_sugi


■菜食で体重調整

ラスベガスはバス移動中に車中から見学できた。貧乏武者修業者が立ち寄るところではない。見るだけで充分だ。
image[ラスベガスのウエスティン9Fからの眺め]
ラスベガスのウエスティン9Fからの眺め / kawanet

グランドキャニオンは違う。実に素晴らしい!
当時は見晴らし台のような建物がなかった。あれは多分見学者の危険防止、安全のため止むを得ず作られたのだろう。私たちが訪れた当時は、本当に自然なままの景観だった。私はこの後、世界各地で、さまざまな自然の大景観を見てきた。しかしグランドキャニオンの"スゴサ"は格別であった。
image[river]
river / Wolfgang Staudt

ところで、ここで食べたニンジン一袋と、瑞々しいセロリの味が今でも忘れられない。
新鮮なニンジンとセロリをかじりながら眺める世界の大渓谷!

よーく見ると、深い谷底に豆粒のように見える……船?
圧感だ! いちいち興奮する度にニンジンを齧り、セロリを食らう!

他の選手はだれも知らない。私はバスが出発する前に、近くのグロセリーストアで26オンス(737g)の家庭用食塩1本と、セロリ20本入り1袋、ニンジン20本1袋を買い、減量、体重調整食と決めていた。

米国選手のレスリング感も掴んできたし、米国の空気にも慣れ始めた。行く場所ごとに人びとの気質や生活も異なる。他民族国家が米国だ。

これからは3月の全米選手権が目標だ、体重調整は食事で出来ても、練習は試合だけでは不十分だ。

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