米国のシーズン制スポーツ制度 複数スポーツが学べる制度   

2013.02.05 Tuesday 07:41
ott_sugi


米国の学校クラブスポーツはシーズン制である。プロスポーツもほとんどシーズン制だ。   

競技種目にもよるが、どのスポーツも3か月前後で、後はシーズンオフになる。学生は希望により、他のスポーツを選ぶ。そしてそのスポーツのシーズンが終わると、また希望に応じて他のスポーツに移る。

もちろん、ひとつの競技に専念したい選手もいる。オリンピックを目指す選手がそうだ。彼らは次のシーズンまで、プライベートで自主トレーニングに励むのだ。米国レスリングはカレッジスタイルだから、オリンピックを目指す選手は、プライベートのクラブで一年中練習できる。体操なども多分同じ方法で練習していると思う。ただし、特別に許可を得た以外、学校は利用できない。学校はシーズンオフである。だから日本の学校スポーツのように、「そこしか拠り所がない」という拘束感は薄く、視野が狭くなるという不安もない。

image[KJ 2012 season.jpg]

参考までに孫たちのスポーツ活動を紹介する。

長男のマルコムは大学3年。幼児期はレスリング、といっても遊び的格闘ごっこだった。小学生時代は民間クラブでフラッグフットボールをやっていた。フラッグフットボールは防具がなく、腰に手ぬぐいを付けて取り合う。タックルはない。

高校はバスケットボール、フットボール、陸上競技の短距離。幅跳び三段跳びをやった。陸上はオレゴン州大会の400mと800mリレーで活躍し、チーム団体優勝。フットボールはオレゴン州南北代表大会に選ばれ、北部チームを勝利に導き、優秀選手賞を受賞した。

次男ケネディは、現在高校4年。中学時代は野球、レスリング、陸上の短距離と幅跳びの選手。高校ではバスケットボールとフットボールで頑張っている。昨シーズンは両スポーツのレギュラー選手で活躍した。現在は自主トレーニングで体力作りをしつつ、秋の大学進学のため準備中である。

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