アメリカの学校スポーツは観戦を考慮する

2011.10.05 Wednesday 10:17
ott_sugi


■大学スポーツは莫大な収益をあげる。

秋、アメリカはフットポールシーズンである。9月に始まり、まさにいまが真っ最中。毎週末は沢山のTV局がフットボールの試合を放送する。お茶の間もスポーツバーも賑やかになる。毎週、各地で合わせて80試合以上が開催されて、観客動員は400万人以上。これが10?12月まで続く。スタジアムの入場収入は莫大となる。各地で熱戦中のフットボールを例に、米国のスポーツパワーを紹介したい。

大学フットボールリーグに参加する大学は713校あり、NCAAまたはNAIAに所属している。

その内訳は、

全米大学体育協会
NCAA(NATIONAL COLLEGIATE ATHLETIC ASSOCIATION)
 Division 1(大規模大学)27リーグ 244校  
        FBS(メジャーリーグ) 12リーグ120校
        FCS(マイナーリーグ) 15リーグ124校
 Division 2(中規模大学)15リーグ 141校
 Division 3(小規模大学)31リーグ 238校

全米大学運動選手協会
NAIA(NATIONAL ASSOCIATION OF INTERCOLLEGIATE ATHLETICS)
  9リーグ 90校
となっている。

大学フットボールは人気があるから、どの試合もほぼ満員だ。大学のスタジアムの観客席はたいてい5万人を収容可能。ミシガン大学、アラバマ大学、ペン・ステーツ大学、などの人気のある大学スタジアムでは10万人以上の観客席がある。しかも満員になる。

米国にとってフツトボールは、野球に次ぐ国技のようなスポーツだ。ただし野球と違い、格闘球技のような感覚で、米国では陸 海 空軍の付属大学も参加している。これらを合わせた9月の全米大学の試合数は、1週あたり平均80試合。4週で320試合になる。

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