米国とは比較にならない学生スポーツの現状に改めてビックリ

2011.02.05 Saturday 17:45
ott_sugi


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 山口県の高校のバスケットボール大会を見学した。

 会場は下松スポーツ公園体育館という市立体育館で、建物だけは立派だった。2面のコートで10校が対戦していたが、場外にも館内にも看板などがなく、小生のように藪から棒に観戦したものには、ただのバスケットボールの練習試合としか思えなかった。大会名、対戦学校名、トーナメント表などどうして掲げないのだろうか。

 さすがに電光掲示板だけは一流で、タイムと時間を告げるのだが、同行した太田先生の解説がなかったら、ほとんど状況が判らず、最後まで退屈しただろう。観衆を無視した関係者の試合のセッティングに呆れた。華がないし、がんばった者を大勢で称えるという空気もない。

 米国では今がバスケットボールのシーズンで、小中校大学まで全米各地で盛んに開かれている。どの会場も多分盛況だろう。たとえば孫のケネディのバロウ高校あたりでも1,500人ぐらいの観衆がいる。観戦はもちろん有料で、一般は5ドル。シニア(老人)は3ドルである。リーグ選の上位ランキング校の中には、観客3,000人?5,000人。東部地方の名門校になると8,000人。大学になると15,000人の観客数も珍しくない。

 これだけでもなかなかの規模だ。しかし、これでもフットボールの比ではない。フットボール上位50校になると、自前の競技場の座席は平均で35,000席、さらに上位校は50,000席になる。オレゴン大学は55,000席。私の長女夫妻が卒業したオレゴン州立大は40,000席。フロリダ大、オクラホマ大は85,000席。ノートルダム大、ペンステーツ大は100,000席、ミシガン大は108,000席。

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