沖縄少年の船

2015.08.21 Friday 14:47
ott_sugi


リーダーの大学生まで吐き始めた。

世話する立場の大学生が助けられている。
これには呆れた。
「嘔吐は病気にあらず 命に別状なし」と
学生リーダーに喝!
大げさにさせると 群集心理で混乱さらに混乱する。
各々が互いに氣を沈めるようにと指導した。

その内に海がもっと荒れ始めた。
船の揺れがますます激しくなり、
自動販売機や食堂のテーブル、イスなど、
固定していない物すべてが動き始めた。

大きく右の傾くと、大きなモノも小さなモノも滑るように右へ行く。
今度は反対側に傾いて、また一勢にすべって、壁に当たって大音響。
左へ滑り、右にぶつかりの連続が、高波の静まるまで続いた。

面倒は汚物の処理捨て場だ。これは「水洗だ」と大海原へ投棄。
やっとのことで沖縄の埠頭に接岸し、
船を宿にして「沖縄に学ぶ」の教習が始まった。


私は長い間 現場で教育活動をしてきた。
人を預かる責任は重い。だから「先生」には時に決心が肝要だ! 
嵐の海で、私は魂に誓った。「娘は必ず守る!」
それは「参加者みんなが無事なら娘も無事だ」という意味だ。
いろいろあったけれど、沖縄少年の船は大成功だつた

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写真素材 足成:沖縄の夕日


奢る平家は久しからず。
元衆議院議員いわきノブ子さん
ホームページは見つかったけれど、更新が止まったままだ。

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